こんばんは。沢尻エリカの可愛さは、私の中では核兵器より危険と感じ、近い将来世界的脅威になると思っているアレックスです。
最近、自分のブログが他の人達とは異なり、その日あったことなどを書き込んだりするのではなく、私の場合完全にネタ帳化していることに気付いた今日この頃。
でもそれでも一部のマニアックな方には意外と好評の為、暫くはこの方針は変えずにいきたいと思います。
なお、このブログで紹介するお話は、あくまでノンフィクションであることも貫き通したい思います。なぜなら、『事実は小説より奇なり』っという言葉にもあるように、時にそれは脚色されたものよりも奇妙なことであるから。
さて、今夜お話しすることも一切の脚色もない事実。
人には【嬉しかった】、【楽しかった】、【悲しかった】、【辛かった】、【怖かった】などの様々な思い出がたくさんあると思います。
私的な勝手な発想、もしくは私だけかもしれませんが、【嬉しかった】、【楽しかった】などの思い出というのは、時が経つにつれて無意識のうちに記憶の中で美化されたり、色がついて本当にあった事実とは微妙にズレができ、曖昧なものになっていく気がします。
しかし、コレとは対照的に【悲しかった】、【辛かった】、【怖かった】思い出というのは、心の中に傷として、その時の記憶を鮮明に刻み込むのだと思います。だから、何年も経った今でも思い出すと、まるで昨日のことのように明確に思い出すのです。
あくまで私の場合は。
そんな私の思い出話の中でも、最も【悲しかった】、【辛かった】、【怖かった】を含むお話の一つをします。そして、これは人間は本当に心底怖いときは頭の中が真っ白になり、その後の記憶が飛ぶというのを身をもって体験したお話です。
それは、私が小学校5年生だったときのお話。
今はどうか分からないが、私の通っていた小学校には、学校の高学年である小学6年生と小学5年生がレクリエーションで合同で一泊二日でキャンプに行く。っという学校行事が当時はあった。
合同ということで、どういう基準かは分からないが5,6年生が均等に分けられ、いくつかの班が構成される。そして、炊飯や食事など含め、テントの中でも一緒に過ごすのである。
そして、私と一緒の班の構成。
まず、私。そして、絶対に自ら口を開くことのない暗ぁい性格の同級生のH君。
問題はここから。
6年生の方である。
まず現在のお仕事から言いますと、ラーメンにゴキブリを入れて、店主にイチャモンつけたり、オハジキという言葉を聞くと何か違うものと勘違いしてたり、自らの体をキャンバスとして絵を描いてもらい、それをお風呂屋さんで人に見せたりする仕事を生業とするN君。ちなみに、この会社は大きな失敗をすると指きりができなくなるらしいのだが。。そんな彼は少年時代から喧嘩っ早く、ちょっとガキ大将という枠では収まりきらない暴れん坊少年。
そして、もう一人はそのN君とさほど仲の良い関係とは言えない、これまた悪ガキのT君。
この4人。
神様、どうしてですか?
アレックス少年は思いました。でも決まってるもんは仕方がない。
そして、山奥のキャンプ場に着くなり、班ごとに分かれ、私にしてみれば地獄の一泊二日の始まりである。
6年生の二人とは多少の面識は当時からあった為、炊飯と食事はそれなりに無難にこなし、自分達のテントに入る。っというのも、実は食事を終えたくらいから、考えられないくらいの雷を伴った豪雨だったのである。だから、同級生達と外で遊ぶことも無く、テントに戻ることを余儀なくされたのである。
さぁ、テントに入ったはいいが、一体この面子で何を話す??
大体、いくら同じ小学校だからといって、5,6年生が二人ずつテントの中に入ったところで会話なんかあるはずもない。しかも、相手は瞬間湯沸かし器のような男が二人。
なんとも言えない空気がテント内に張り詰める。っと、その時、6年生二人が持参してきたオモチャの将棋を真剣な面持ちで指し始めたのである。
助かった。そう思い、私はテントの入り口を開き、外の稲光を眺め、若干興奮気味に同じテントのH君に「スゲェ~すげぇ~」と大騒ぎ。H君は「…………う、うん。」
く、暗い!!!
などと思っていたその時、「雨が入るけぇこっちきてから将棋見よっけぇやぁ!!」っとN君の怒号が。
な、なぜアンタ等の将棋を見にゃいかん?!
…っとは思ったのだが、口にしたら撃たれそうなので大人しく棋士二人のそばに。
…。
……。。
………。。。
………………。。。。
外の雷雨とは対照的に何とも言えない静寂がテント内を包む。
…た、耐えれない!!!!
そう思った私の思いついた行動。
『もう放屁しかない。』
小学生の考えうる最大のリーサル・ウエポンである。
小学生の男の子って、何かと屁で解決したり、笑いを取ろうとする。その代表格が私である。
そして、私はバレないようにお尻をモゴモゴしながら、波動砲が重鎮されるのを静かに待った。
そして、時は来た。
パリパリパリパリパリ!!!!!
外の雷の乾いた雷鳴ではない。それは紛れも無く、テント内で大放出された必要以上にドライな私のメタンガス。
ほぅら、笑え!愚かな民どもよ!!!!
…。
……。
………。
場が盛り上がり、打ち解けるものと確信していた私の予想とは反し、場の空気は一瞬で凍りつき、研ぎ澄まされて、まるで空気が刃物のようになってしまった。
完全に誤爆。
しかし、今度はその静寂がやたら可笑しく思えてきたアレックス少年。
必死で耐えるも、我慢にも限界というものがある。
ブッヒャッヒャッヒャッヒャッ!!!
私の極めて下品な笑いがテント内に空しく響く。
すると、その時である。
ブッ!!
あまりの大笑いで私の中に残っていたメタンガスが暴発。
それが、また私的に可笑しくて、笑いに加速が。
ただ笑うだけでは収まりがつかず、床をバンバン叩いて一人で大爆笑。
…それがいけなかった。
テント内の床はクッションになっており、私が床を叩いた瞬間に、その衝撃でまだ決着のついていない将棋の駒が将棋盤ごと宙を舞う。
その瞬間に私の笑いはピタッと止まり、自分の起こしてしまった過ちと大惨事にここで初めて気が付く。
もちろん将棋盤の上で死闘を繰り広げていた両国の兵士達も、私のリーサル・ウエポンによって一瞬にして全員死亡。
相変わらずっというか、さらに張り詰めた経験したことのない空気がテント内に漂い、その場に銃が置いてあったら、間違えなく私は自分の頭を打ち抜いていたであろう。それほどの空気である。
その時、ギロッとN君が私を睨み付ける。
あの目は間違えなく小学生の目ではない。あれは確実にヒットマンの目である。
その瞬間、私は一つのことを悟った。
神などいない。
この瞬間から、私の記憶がないのである。
この後、何が起きたか、どうやって家に帰ったのか。などの記憶が本当に一切ないのである。
私はこの時、
このくらいのことは覚悟したのですが、幸い何事も無く現在も元気です。
そんな恐ろしい記憶を心に刻まれた夏の夜の出来事。
以上、この時から勢いだけで人前で放屁しなくなったアレックスでした☆
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